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(92)住友不動産も疑惑に沈黙か?(その2)

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本トピックスは(91)住友不動産も疑惑に沈黙か?からの続きです。

地元地権者団体が本年5月29日付にて郵送した住友不動産に対し「仲見世専用住宅に関する説明を求める書簡」。その後、住友不動産からは書簡の受領確認と共に、「返答には少し時間がほしい」との連絡があったものの、2ヶ月が経過した現在も、まだ返答はありません
そこで地元地権者団体は、8月2日付にて催促状を住友不動産へ送り、
8月10日までに返答を行うよう促しました。
(催促状については本トピックスの最後に添付しますのでご覧下さい)

本社(新宿NSビル): Wikipediaより

正直に事実を説明するのであれば10日もあれば返答は出来る筈です。
それが2ヶ月経過した今も返答が来ないのですから、やはり、不自然だと言わざるを得ず、私たちは準備組合と住友不動産との間で何かあるのでは?とどうしても考えてしまいます。
私たちは真相がわからないので、これ以上は何も言えません。しかし、真相がわからない状況下で企業が「沈黙」を続けることは決して得策ではありません。何故なら、時間の経過と共に「疑惑は増幅」して行くからです。住友不動産のような危機管理対応のしっかりした大企業であれば、このことは充分理解している筈です。
住友不動産は、「信用」も「実績」も「資産」もない「準備組合」とは異なり、400年の歴史を誇る「住友グループ」の一員として知名度も高い企業ですので、是非とも責任ある対応を地元地権者に対して示して貰いたいものです。
(尚、念のために申し上げておくと、住友不動産には従来からの「私たち住友不動産は事業協力者に過ぎません、詳しいことは事業者である準備組合に問い合わせて下さい」と言う常套句は決して使わないでほしい。もはやその様な説明が地権者に通用すると思ったら大間違いだからです。)

さて住友不動産からどのような返答が来るのか?
或いは来ないのか?
同社の透明性ある企業活動が確認出来る良い機会です
皆さまもご注目ください!

写)港区長

2021年8月2日

住友不動産株式会社
用地開発事業本部
首都圏第三事業所長
■■ ■ 殿

泉岳寺周辺地区・地権者の会
■■ ■■ ■■

(泉岳寺周辺地区市街地再開発計画)
仲見世専用住宅疑惑に関する貴社への説明を求める件
(第2回目催促状)

拝啓、貴社ますますご清栄の段、大慶に存じます。
さて頭書の件に関しましては、疑惑に深く関与したとされる準備組合が沈黙を続けたまま地権者への説明責任を放棄したことから、弊5/29付書簡にて貴社に対し、準備組合に代わり説明責任を果たして頂くよう要望しております。
しかし、本日現在まだ貴社からご回答を頂いておりません。
既に弊書簡送付から2ヶ月が経過しておりますで、誠に恐縮ながら貴社におかれましては8月10日までに本疑惑に関する回答(=説明)を書面にて賜りたくお願い致します。

「透明性ある事業計画の推進」と同時に「全ての地権者が平等に扱われること」は、再開発と言う公共性の高い事業に於いては大前提であり、万が一にも特定の地権者が優遇されることがあってはならないことは何よりも貴社が一番良くご存じの筈です。
付きましては弊5/29付書簡にても明記させて戴きました通り、「将来、仲見世の地に低層棟が建設されるとなった場合、その区画(床)は仲見世の地権者があたかも既得権益として取得を主張出来るものでは決してなく、私たち地権者全員が中層棟や高層棟と同様に公平・公正、且つ透明性を持った形で選択することができるようになること」の確認も併せ貴社より書面にて賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

敬具

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