TOP_Topics 再開発、ここに注意

(91)住友不動産も疑惑に沈黙か?

投稿日:

本トピックスは(90)仲見世疑惑(動画を公開!)からの続きです。

ますます予想外の展開となってきました!
準備組合が疑惑への説明責任を果たさぬ以上、
再開発計画全体を取り仕切る
住友不動産へ説明を求めるしかありません。
しかし、住友不動産も説明を保留
し続けているのです!

再開発という、私たちの税金も投入される極めて公共性の高い事業において、「疑惑」は極めて深刻な問題ですので、是非、皆さまにも背景と現状を理解して頂こうと、新たなYouTube動画を作成しましたのでご覧下さい。
(以下のサムネイルをクリックすることでご覧頂けます)

準備組合が説明責任を果たさないのなら再開発計画を実質的に主導する住友不動産へ問うしかありません。そこで地元地権者団体は本年5月29日付にて住友不動産に対し「仲見世専用住宅に関する説明を求める書簡」を郵送しました。(詳しくはトピックス(81)疑惑へと発展か?(その2)をご覧ください)
書簡の発送後まもなく、住友不動産の現場責任者から地権者団体へ電話があり、「書簡の受領確認」と共に、「返答には少し時間がほしい」との連絡があったそうです。しかしその後2ヶ月が経過した現在も、住友不動産から書面による返答はまだありません。
正直に事実を説明するのであれば10日もあれば返答は出来る筈です。
それが2ヶ月経過した今も返信が来ないのですから、やはり、準備組合と住友不動産との間で何か公に語ることができない特別な事情でもあったのでは?と勘ぐらざるを得ません。
住友不動産は、「信用」も「実績」も「資産」も有さぬ「準備組合」とは異なり、400年の歴史を誇る「住友グループ」の一員として知名度も高い企業ですので、是非とも責任ある対応を地元地権者に対して示して貰いたいものです。

【事務局からのお知らせ】

その他の「動画」については、下記のバナーから、ご視聴頂くことが出来ます。

-TOP_Topics, 再開発、ここに注意

関連記事

(43)準備組合は設立すべきか?(その1)

最近、首都圏各地の複数の地権者団体から、「再開発に向けて準備組合を設立したいとの提案が出されているが、果たして応じるべきか?」との相談を受けています。 もちろん、地域ごとに事情は異なりますし、地域全体 …

(101)マンション区分所有者は「使い捨て」?(その2)

前トピックス(100)では、再開発業者が「マンション管理組合の役員」を「準備組合の理事」に迎え入れることで「マンション管理組合」を再開発賛成の方向へ導く手口が各地で散見されることを報じました。再開発業 …

(159)「再開発」に逆風!オフィス需要が大幅に縮小!

日本経済新聞は2022年11月3日付朝刊の3面、17面の両面において、都心オフィスビルの需要停滞が鮮明になってきたことを大きく報じました。 コロナ禍により「在宅勤務が定着」したこと、「インフレを背景と …

(191)日経新聞が「第三者管理」問題を報道!

記事には住友不動産の社名まで! 7/25に掲載したトピックス(190)。そこでは、再開発終了後も「第三者管理方式」を以て地権者棟へ影響力を及ぼそうとする再開発事業者(=住友不動産)側の手法が、「住民自 …

(40)都が再開発事業を凍結!

東京都が再開発事業の休止を決定! 都内の地権者の皆さま! 東京都による再開発事業の休止が決まりました! 都はコロナ対策に人的資源や財源を集中的に投入するため、不要不急の事業を当面休止することを命じた2 …