TOP_Topics 再開発、ここに注意

(66)「英語サイト」を開設しました!

投稿日:

当ホームページ上に、新たに「英語サイト」を開設しました。
今回の開設により、住友不動産の活動の実態が全世界へ情報発信されることとなります。
日本の人口は1億人強であるのに対し、世界の英語人口は約15億人と言われています。今般、英語版を開設したことでより多くの皆さんに実態を周知することが可能となりました。
もちろん「問合せ」に対してはバイリンガル対応を行ってまいります。

では、なぜいま「英語サイト」なのか?
各地の住友再開発の地権者には海外の不動産投資家も含まれることが確認されており、グローバル化の時代において多言語による情報発信はむしろ時代の流れだと言えます。
また「企業のIR」とは異なる視点で住友不動産の活動実態を海外へ情報発信することは投資情報の多様化の観点からも情報の受け手側にとっては望ましいことです。
因みに、住友グループは米国でも大規模な不動産開発を展開中だと伝え聞いています。
一般に米国では市民の間で「人権意識」が高く「訴訟」も日常茶飯事です。
もし泉岳寺と同様の手法が海外へ輸出され住民の権利が侵害されたとなれば、住民による抗議活動や訴訟を通じて住友ブランドのイメージ低下はもとより、対応を一歩誤れば日本に対するイメージまで低下しかねません。
今回の「英語サイト」開設が住民の権利尊重へと繋がり、結果として日本国内のみならず海外不動産事業でも公平・公正な活動が実施されることへの一助となることを期待します。

尚、「TOKYO」はオリンピック開催予定地でもあり、現在世界中から検索されています。
加えて、「SUMITOMO」「SENGAKUJI」と言ったキーワードも国際的に知名度が高いことから、今回の英語版開設で、更に多くの閲覧者が当サイトを訪問することを期待しています。

さて余談になりますが、英文トピックス内には「地権者がうっかり同意書へ捺印をしてしまい、後日後悔する」と言うくだりがありますが、英語ではこれを「Turkeys voting for Thanksgiving」(七面鳥が感謝祭に賛成票を投じる)と表現するのだそうです。
あまりにも的確すぎる表現に感心すること然りです。
そう言えば日本語にも同じく「鳥」が主役となる類似の格言があったような気がします。

-TOP_Topics, 再開発、ここに注意

関連記事

(35)情報公開制度活用のすすめ

1.情報公開の重要性 首都圏各地の地権者団体と情報交換をしていてよく耳にするのは、地権者と事業者とでは圧倒的な情報格差が存在すると言う点です。 特に最近ではそのような傾向が顕著のようです。 再開発事業 …

(139)「同意書」を回収しませんか?

住友不動産の影響力のもと、各地で設立される「準備組合」。 その多くが「皆さまの準備組合」とは名ばかりで、実態は「住友不動産が牛耳る組織」であることが首都圏各地の地権者団体等との情報交換を通じて見えて来 …

(222)住友の「ぼろ儲け商法」に豊島区民が動いた!

本トピックスは(217)住友の錬金術:1,300億円の事業で含み益が1,300億円?の続きとしてお読みください。 何が問題だったのか? 問題を一言で言えば、「南池袋二丁目C地区市街地再開発事業」におい …

(115)「準備組合」は住友の防波堤?(その1)

出所:www.ac-illust.com 住友不動産は再開発事業全体を実質的に牛耳りながらも、常に「準備組合」を自社のリスク回避のための防波堤と捉え、自らは決して表舞台に出ようとはしない。そのような実 …

(245)業者の裏工作①:土地の細切れ分筆

本トピックスは(244)再開発業者の「死んだふり」にはご注意あれ!の続編です。 再開発事業(第一種市街地再開発事業)は地権者の「合意形成」が前提条件ですが「同意」がどうしても集まらない場合、一部の再開 …